冬の札幌にどうしても行きたい人必見!新千歳空港欠航対策

2022年の2月下旬、新千歳空港が一日中欠航、JR千歳線も高速バスも運休になりました。これは異例の大雪によるものとされていますが、今後このようなことがないとは言い切れません。そこで本州から札幌にどうしても行きたいときの手段をまとめます。

こんな人におすすめ

本州から北海道の大学に受験しに行く人

大雪の時に新千歳では心配な人

新千歳便が欠航して困っている人

札幌に行く手段一覧

新千歳空港

新千歳空港千歳市にある北海道の玄関口ともいわれる空港です。

滑走路はあり、多くの航空会社が乗り入れ、国内でも有数の大空港なだけあって除雪能力かなり高いです。札幌まで鉄道で40分高速バスで1時間20分とアクセスも良好です。

しかしながら、石狩平野南端にあるため日本海からの暴風により地吹雪が発生することがあり、欠航の可能性もあります。また、鉄道や高速バスが運休した場合、新千歳空港に取り残された人たちでホテルも満室になり、空港内で寝泊まりすることになる可能性があります。

また、LCCも運行されていますが、欠航決定が発表されるのが遅くお勧めしません。JALANA、もしくはそれらと共同運航されている便を使いましょう。

旭川空港

旭川空港東神楽町にある、滑走路1本地方空港です。冬季は羽田空港との間でANA3往復JAL4往復が運航されています。冬季欠航率少ないことを売りにしており、旭川駅へのバス運休することはほぼなく、北海道第二の都市旭川ホテルを利用できるので空港内で寝泊まりすることはないでしょう。

しかし、旭川駅まで40分旭川駅から札幌駅まで特急1時間40分高速バス2時間かかり、時間がかかることや、札幌旭川間は運休の可能性があること、飛行機の運行本数が少ないことはデメリットといえるでしょう。

新函館北斗駅(新幹線)

新函館北斗駅北斗市にある北海道新幹線の駅です。東京駅から1日10便新函館北斗駅までの新幹線が出ていますが新函館北斗駅まででも4時間弱、札幌までは8時間弱でさらに新函館北斗・札幌間の特急・高速バス運休したときにはどうしようもなく、函館空港から札幌市内の丘珠空港に行くにしても新千歳空港より欠航率が高いためわざわざ選ぶ価値はないと思います。

札幌まで北海道新幹線が延伸されたら雪に強い交通機関になりそうですが。

苫小牧西港(フェリー)

苫小牧西港苫小牧市にある港です。1日4便八戸港から、1日2便大洗港からのフェリーが出ているほか、仙台港からは3日に2~3便、うち1~2便は名古屋港からで、これらは2022年2月の大雪でも運行していました。

八戸大洗からのフェリーは高速バスとの連絡きっぷも発売されているので、安く確実に北海道入りする手段といえます。

ただし札幌へは新千歳空港と同じルートを使うので、運休したときには市内のホテルに泊まる必要があります。

八戸港

シルバーフェリー 「情報ひろば」

大洗港

商船三井フェリー | フェリー&高速バスのお得な連絡きっぷ

仙台港・名古屋港

太平洋フェリー 苫小牧(北海道) 仙台(東北) 名古屋 船旅 お得なプラン クルーズ 貨物

小樽港・苫小牧東港(新日本海フェリー)

日本海側の舞鶴敦賀から、新潟秋田を経由する便ほか直行便が運航されています。

太平洋側のフェリーと比べて欠航頻度は少し多いですが飛行機よりは少ないので利用する価値はあると思います。

また、札幌の隣町の小樽に到着するので、お金はかかりますがタクシー地下鉄宮の沢駅まで行くのも視野に入るでしょう。

運行スケジュールは複雑なので公式サイトをご覧ください。

時刻表・運航スケジュール | 舞鶴・敦賀・新潟・秋田と北海道を結ぶフェリー航路。